暑苦しいの3日目です。
熱が冷めるまでお付き合いください。笑

この前、自分でメニューを作っている学生と話していると、

「自分が作ったメニューが正解かどうかがわからない」

って悩んでました。

私が作っても正直同じです。笑


ただ、よく練習メニューに正解はないとかいう言葉を聞く時がありますが、

私はそうは思わなくて、

練習メニューにどういう意味をもたせてあげるかが大切だと思っています。

そして、それを正解にするのは他でもなく、選手自身なのです。


例えば、100mを30本 エアロビックベースって練習があったとします。

でも、コーチによっては全然違うメニューが次から次へと出てくると思います。


ミッションビエホのローズヘッドコーチが

3x3000という練習をおこなった時に、

「これはフィジカルじゃなくて、メンタルトレーニングだ」と言いました。

コーチの意図としては、

気持ちを切らさずにフォームやターンが崩れたらだめだよ

ってことだと思います。 

練習であれもこれも気を付けるのは難しいので、

ワンポイント意識するのはすごく大切だと思います。 

ただ単に3x3000をやるのではなくて、

ストローク数を自分で管理してみたり、

ボディポジションをキープすることを意識してみたり。

前者はストロークに意識をおくことになるし、後者はキックに意識をおくことになる。

それぞれによってのやり方でトレーニングの意味というものは変わってくると思います。


だから、どういった意味をもってそのトレーニングをするのかが大切。

私が指導してきた選手で大幅にタイムアップした選手はたくさんいます。

それは、私がトレーニングに意味をもたせ、それを伝えることを疎かにしなかったのと、

選手がそれを意識してやってくれたからだと思っています。


同じ目的のドリルをさせていても、
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一方には体がきつそうだったからあえてラバー水着を着せてみたり(高速水着禁止後)、
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その時の状態を見ながら目的を達成させてあげることも大切だと思います。

ただ2時間の練習をするより意味のある2時間練習をすることが目標達成に近づくと思います。